富山市荒川にある占いサロンLuna Tres Clova占い師の立花シオリです。

タロットカードは、3系統に分かれます。
古典系、マルセイユ系、ウェイト系に分かれます。
【古典系】
ヴィスコンティ版を代表とする1300〜1400年代の中央ヨーロッパ発祥のものとなります。
現存しているものは数種に限られていて、札番号やタイトル表記もなく、どれもセットとしては未完成の状態です

【マルセイユ系】
マルセイユ版を代表とする1600年代中盤から出回りだした木版画による絵札で、版木の作製にあたってはヴィスコンティ版を参考にしたと考えられています。
同じ版木が繰り返し使用されることで、札番号とタイトル表記を含め、タロットのセットが確立しました。

【ウェイト系】
ウェイト系のタロットは、アーサー・エドワード・ウェイトにより1909年に刊行されたウェイト版、そしてそれをアレンジした現代タロットで、20世紀以降、続々とプロデュースされており、大多数がこの系統に属します。
ウェイト版は、ヴィスコンティ版とマルセイユ版のスタイルを踏襲しながら、古代文明、宗教、神秘思想、心理学などの領域で扱われる普遍的なシンボルを取り入れて作られたタロットです。
マルセイユ版をアレンジした現代版、さらには、ウェイト版とマルセイユ版をミックスさせたもの、そこから派生し、どの系統にも属さないような独創的なイメージの現代版も数多作られています

【タロット】
タロットは、大アルカナ22枚、小アルカナ56枚、総計78枚でワンセットです。
タロットの絵札はアルカナと呼ばれます。
アルカナ/arcanaは、「不思議な、秘密」を意味するラテン語です。

【小アルカナ】
4種のスートに分けられ、ACEから10までの数札と、王、女王、騎士、小姓の4枚の人物札、合計14枚で構成されています。
「槍/stave」「剣/sword」「杯/cup」「貨幣/coin」は、イタリア式のスートです

Luna Tres Clova

占い師 立花シオリ